
現在、夫と娘と3人でのんびり暮らしているマロです♪
ミニマルな暮らしが好きで、ミニマリストに関連する記事が多いブログなのですが…
今回は娘のことを記事に書きます!
実は、娘は軽中等度の難聴です。
定期的な検査を繰り返して、最近ようやく補聴器をつけはじめたところ!
娘の小児難聴が分かったきっかけや補聴器の検討、親が日々できることなどなど…
実際体験したことを紹介します♪
子供の難聴について不安に感じている方の参考になれば幸いです。
・子供が難聴かもしれない
・子供の難聴っていつどうやって気がついたの?
・難聴の診断は?
・補聴器は必要?いつつけるの?
・日々の子育てで親がでできることって?
子供が難聴かも?気がついたきっかけ


娘が「難聴かもしれない」と分かったのは新生児聴覚スクリーニング検査がきっかけ!
生まれて間もない新生児の時期に、聴覚障害の有無を調べる検査のこと。
娘の場合は、生まれた病院で入院中に検査しました!
検査は任意で費用も多少かかるんですが…
娘は低体重で生まれたこともあり、心配だったので検査をお願いしました!
すると。
最初の検査も再検査も引っかかり、精密検査をすることになったんです。
小児難聴の疑い!実施した検査や補聴器をつけるまでの流れ

- 0歳新生児聴覚検査で2度引っかかる
- 眠って行うABR検査実施
寝かしつけに苦戦&検査時間が2時間〜2時間半ほどあり大変!
結果は、聞こえてはいるが正常範囲内ではい、という感じでした。 - 先天性性とメガロウイルス感染症の検査実施
小児難聴の原因の1つであるサイトメガロウイルス感染症!
臍の緒を一部提出して検査してもらい、陰性でした。 - 耳のCT撮影実施
耳の構造など先天的に異常があるかどうかを調べる検査。
結果、異常なしでした! - 1歳再び眠って行うABR検査実施
0歳の頃より聞こえは良くなっていました!
高い音が聞こえにくく、軽度から中等度の難聴の可能性があるとのことでした。 - 1歳〜2歳眠らないで行うおもちゃを使った聴力検査を3ヶ月おきに実施
音が鳴るおもちゃを見つける検査!
集中しているときは上手にできますが、途中で飽きちゃうことも…。
この検査でも高い音が聞こえにくいという結果でした。 - 2歳〜2歳半補聴相談や検査などができる療育施設を紹介
紹介された専門の療育施設で毎月検査を実施!
療育施設での検査結果も「高音が聞こえにくい」
具体的数値でいうと1000Hzまでは35〜40db程度、2000Hz以上が50〜45db程度でした。 - 2歳半〜
(現在)補聴器の検討スタート専門の病院医師から「両耳40db以上の場合は補聴器を検討」と言われ、療養施設での検査結果から補聴器のお試しをスタートすることになりました!

小児難聴専門の病院での検査、療養施設での検査など、定期的な検査を繰り返し行いました!
子供の聴力は、0歳、1歳、2歳と成長によって変化するそうで、定期的なチェックが必要なんだそうです!
さまざまな検査を重ねた結果、娘は「軽度・中等度難聴」という診断になりました!
普段の生活で難聴に気がつく?気がつかない?


家で普段過ごしていて「娘が難聴だな〜」と感じたことは1度もありません!
軽度・中等度難聴の場合は、普段の話し声は聞こえるし、1対1で会話するのもあまり問題がないそう!
ただ、注意することが2つ!
①「子音」や小さい「っ」などの発音が聞き取りにくい
②集団のざわざわする中だと聞き取りにくい
娘のように高音の聞き取りが苦手な難聴だと、子音が聞き取りにくいそう。
例として、「スカイ」を「ウカイ」または「カイ」と聞こえたり、「お兄ちゃん」と「おじいちゃん」を聞き間違えたり、といったことが起こりうるそうです。
お勉強がスタートすると、自分が聞き取ったことをそのまま文字にしてしまい「すいか」なのに「ういか」と書いちゃう、英語の発音が聞き取りにくい、ということにも繋がります!
また、集団生活でざわざわした中では、1人の人が何を言っているのか聞き取りにくくなるそうで、これは幼稚園や小学校など集団生活が始まると困る場面が出てくる恐れがあります!

ちゃんとした発音や言葉を理解できるように、言葉を覚える時期は特に「きこえ」が大事なんです!
最初は特に悩まず「保育園に通わせて私は働こ〜♪」と思っていましたが!
担当の医師に「ちょっと待って下さい!1〜2歳の今が1番大切な時期で言葉をたくさん覚える時なんです!進路は一般の保育園や幼稚園に行きながら療養相談する場合や、聾学校に通うなど様々ありますから、いきなり集団に入れるよりも、よく検討していきましょう!」
とアドバイスを受け、現在は娘と本を読んだり歌を歌ったり、楽しくのびのび過ごしています♪
補聴器って必要?いつつける?


「きこえ」が大事ならさっさと補聴器つけたほうが良いんじゃない?!
と思っていましたが。
補聴器の必要性を見極めるのもなかなか難しいようで、娘の場合は2歳半で補聴器のお試し装用がスタート!
軽度・中等度難聴の娘の場合は、「正常値ではないけどそこまで悪くもない」という「グレーゾーン」をいったりきたりしていて、補聴器が必要かどうか、見極めるのに時間がかかりました。

補聴器も、いきなり購入するのではなく、まずは無料でお試しして様子を見てから購入を検討するそうです!
補聴器は、「補聴器本体」と「補聴器を耳に固定するためのイヤーモールド」の2つのパーツで構成されています!
まずは固定するための「イヤーモールド」の作成から!
療育施設を訪問してくれる補聴器屋さんが作ってくれました♪
耳に粘土のようなものをグニュっと詰めて型をとり、それをもとに作成します。

イヤーモールドは色が選べたので、娘が大好きなピンクと紫にしました♪
こんな感じです♪

補聴器をつけるのは、まだ1〜2時間程度。
「様々な音が聞こえて楽しい!」と感じてもらえるように、家で遊ぶ時に補聴器をつけるようにしています♪
幸い、娘は補聴器を嫌がらないので「お耳可愛い付ける?」と誘ってつけています!
親ができることって?


親が普段できること、または注意することってありますか?
と担当医師や療養施設の先生に聞いてみたところ。
「子供が言いたいことを代弁する、子供になったつもりで気持ちを代弁する」
というのが大事と教えていただきました!
例えば…

おとーさんは〜?

おとうさん、どこかな?
お仕事に行ったよ!

これは?

これは、何かな?
どんぐりだよ!

あ〜!!(涙目)
(ブロックがガシャンと倒れる)

あ〜!!そんなー!
高く積み上げたのにー!!
ブロック倒れちゃったね。
こんな感じで、娘が感じているであろう気持ちや言いたい言葉を想像して代弁する、それから質問などに答えるようにしています!
私が言ったことだけ聞いてみると自問自答しているようになっちゃいますが…(笑)
娘のセリフをアフレコしているみたいで、楽しみながら会話しています♪
2歳半を過ぎた今は動物や食材、色、キャラクターなどなど言葉をたくさん覚えてくれました♪
「どこ」「なに」「なんで」なども覚えて、ちゃんと使っています!
絵本も歌も大好き、お絵描きや絵あわせカード遊びも大好きで、遊びの中でたくさん会話をしています♪
最初不安なのは当然!専門病院や療育施設と連携しよう!


難聴かもしれない、と聞くと不安になりますが、専門の医師や療育施設の先生になんでも相談できます!
専門家に相談すると、普段の言葉がけや不安に思っていることから、補聴器の今後の進め方や進路の相談などなど!
初めてのことで不安に思うこともありますが、専門家と連携して相談しながら進めていけば不安も改善します♪
気になることはなんでも相談して、1歩ずつ進んで行きましょう!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。