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注文住宅で予算オーバー!我が家のコストダウン方法を一挙公開!

予算オーバー!注文住宅コストダウン 住まいと暮らし

ミニマルな暮らしを目指している主婦のマロです♪
注文住宅の見積もりを初めて工務店さんから頂いた時は、かなり焦りました!
だって…
約500万円も予算オーバー!!!

注文住宅で一番ドキドキするのは、工務店さんからの見積もりを頂くときじゃないかと思います。

我が家はミニマル思考な夫婦なので、もともとシンプルでコンパクトな家だったんですが…

それでも予算オーバー!!(汗)

予算オーバーしてしまった我が家が予算内に納めたコストダウンの方法を紹介します!

この記事はこんな方にオススメ

・注文住宅で予算オーバーしてしまった
・どこをどう削れば良いか分からない
・注文住宅でのコストダウンのコツを知りたい

・注文住宅でコストダウンした実例を知りたい

我が家のコストダウン方法を一挙紹介!

我が家は設計事務所の建築士さんに設計・管理をお願いしました!なので、建築士の方と工務店の方、私たちの3者で打ち合わせ!

話し合いを重ね、様々なアイデアを頂けたので、無事に予算内に納めることが出来ました!

我が家がコストダウンのために変更した所はこちらです!!

住宅設備の見直し

・ユニットバスをタカラスタンダードからTOTOサザナに変更
・トイレをタンクレスからタンク付き(ウォシュレットなし)に変更


キッチンにはこだわりがあり、どうしてもタカラスタンダードのホーローキッチンが良かったので、それは変更しませんでした!

ユニットバスは、「何にもないお風呂」を実現したかったので、それが可能なTOTOサザナに変更!

タカラスタンダードよりもTOTOの方が工務店さんの見積もりが安かったのでコストダウンになりました♪

トイレは特にこだわりがなかったので、TOTOのタンク付きに変更!

また、「トイレに必要な機能は何か」夫と話し合った結果…

「便座が暖かいこと!」(笑)

必要な機能はこれだけだったので、ウォシュレットもなしにし、かなりコストダウン出来ました!

造作家具の中止と変更

・玄関収納やクローゼット、本棚、パントリーの棚など中止
・洗面室の鏡を既製品に変更
・トイレの収納棚を既製品に変更

造作家具って結構高い!!

なので、我が家は特に気に入っていた書斎のテーブルだけを残すことに!

他は既製品に変更したり中止してコストダウンしました!

クローゼットやシューズボックスなどの収納は、自分たちで後から気に入ったものを選び購入したり、父がDIYが得意なので一緒に壁付けの棚を作ったりする予定です♪

造作家具は動かせないので模様替えが出来ないけれど、購入した家具なら動かせるし、買い替えすることもできます♪

特に子供部屋の収納は、子供が使うようになったら必要になるもの。

それに、子供が家を出たら収納はほとんど必要なくなります。

最初から造作家具にしてしまうと、部屋が収納で狭くなって勿体無いし、使わない収納があっても仕方ないので(苦笑)

造作家具は「必要なところだけに絞る」とかなりコストダウンになると思います!

塗装を施主が行う

・家具、カウンター、巾木塗装を施主が行う

コストダウンで建築士の方と工務店の方に提案された1つが施主塗装です。
造作家具やキッチンのカウンター、巾木などの塗装は私たちが行う予定です!

正直、私も夫もDIYが得意ではないので、素人でもできるのか不安…。

工務店の方に聞いてみると、「ほとんど色がついてないクリア塗装なので、そんなに難しくないと思いますよ!」と回答いただきました!

それならせっかくの家づくり!頑張ってみよう!

と思い、一部施主塗装することに決めました。

内装関係の見直し

・ダイニングの天井を2階の床表しにする
・階段の手すりをスチール製から木製に変更
・室内の部屋干し器具を中止

工務店さんの提案で、我が家のダイニング天井は2階の床が見える仕様になります!

2階の床が見えると、見た目は天井に木が見えてカッコ良い感じになる予定♪

天井のクロス面積が減りコストダウンにつながります。


床表しは見た目カッコよくて好きですが、もちろんデメリットもあります。

音が響くことと電気の配線が難しいこと!

音は別に気にしないのですが、電気配線は建築家の方と相談して工夫することにしました。


また、階段の手すりに黒いアイアンのスチールを使う予定だったんですが、木製の方がコストダウンになるということで変更!

木と黒のアイアンの組み合わせがとても好きなんですが、木の暖かい雰囲気も好きなので変更しました。


室内の部屋干しは、天井にホスクリーンスポットをつける予定でしたが、そんなに部屋干ししないので不要だなと思いやめることにしました!

代わりに、コンパクトで折り畳める部屋干しアイテムを購入する予定です♪

屋根・外壁・防水関係を変更

・外壁や屋根の工事業者を変更
・外壁を板金のガルバリウムからサイディングのガルバリウムに変更
・バルコニーの排水ドレインを2箇所から1箇所に変更

工務店の方に最初に提案されたのが、外壁についてでした!

工事業者を変更したり、板金工事が必要なガルバリウムから金属サイディングのガルバリウムに変更したことで、数十万円のコストダウンにつながりました!

ちなみに、我が家の外壁はアイジー工業の金属サイディング「シンプルモダンシリーズ」に決定!


バルコニーの排水については夫が提案しました。

1箇所でも大丈夫か建築家と工務店に相談し、1つに変更となりました!

左官工事を変更

・基礎部分の巾木を打ち放し仕上げに変更

基礎巾木というのは、家の下、外側から見える基礎部分のことです。

最初は、この基礎巾木にモルタルを塗って仕上げる予定でした。

ですが、予算オーバーだったので、この部分を打ち放し仕上げに変更!

工務店と建築家の方に詳しく聞いたところ、「モルタルなどで化粧仕上げした方が見た目が綺麗」というだけで構造などに影響はないとのことだったので、変更することにしました。

タイルを変更

・洗面室のタイルをキッチンパネルに変更

我が家は、洗面所の壁紙の一部分にタイルを使う予定でした。

タイルを使うのはそこだけです。

ですが、その一部分のためだけにタイル工事の専門の方に来ていただいて施工してもらうと、割高になってしまって(汗)

キッチンなど他にもタイルを使うところがあれば、そんなに高いと感じなかったと思うんですが…(汗)


そこで、工務店の方と相談してタイルからキッチンパネルに変更!

タイルをやめたので、工事費用も材料費も削減!

また工務店さんのご好意で、在庫品のキッチンパネルを使わせて頂けることになり、キッチンパネル代がサービスで無料になりかなり助かりました!

木工事の見直し

・バルコニーのすのこを中止
・2階フローリングをウォールナットからヒノキに変更
・階段のささら板をヒノキからタモ集成材に変更
・窓の枠を四方枠から窓台のみに変更
・外壁の下地をモイスからハイベストウッドに変更
・軒天杉板を上小材から節あり一等材に変更

実は、家づくりで少し憧れがあって…。
それは、バルコニーでのんびり日向ぼっこをすること!(笑)

そんな夫の憧れを聞いた建築士の方が、バルコニーにすのこを敷く提案をして下さったんですが…

強いこだわりではなかったバルコニーのすのこは中止にしました!

フローリングは1階も2階もウォールナットの予定でしたが、無垢のウォールナットが高く、工務店の方からの提案もあり2階は無垢の節ありヒノキに変更しました!

これは、工務店に在庫があり、ウォールナットよりも安くできるということだったので♪

我が家は、1階はウォールナットで濃いめの床色。
2階はヒノキで薄い床色になります!
1階と2階で雰囲気が変わるのが面白いと感じ、工務店の方の提案を採用することにしました!

また階段に使う木も、タモ集成材に変更!

なるべく自然素材の家にしたかったので、構造材や床は無垢、階段とキッチンカウンターは集成材にしました。


窓については、最初は窓の四方全てに木の枠がある仕様でした。

工務店の方に提案していただき、窓の下にある窓台だけが木で、残りの窓枠はクロス巻でスッキリした見た目に変更することに!

提案されるまでは、窓の枠は四方が全て木のイメージでしたが、窓台&クロス巻は見た目がスッキリしていて、こっちの方が好み!!

コストダウンにもなったし、出来上がりが楽しみです♪


この他にも、外壁下地を変更したり軒天杉板の無垢材等級を変更したりして、コストダウンしました!

電気設備の変更

・照明器具の予算を減額
・コンセントスイッチプレートを新金属からコスモワイドに変更
・火災報知器を連動式から非連動式に変更

照明器具では、予算どりとして数十万円となっていましたが、これを減額しました!

また、コンセントのプレートが新金属でカッコ良い仕様になっていたんですが、これもこだわりが特になかったので普通のプラスチックに変更!

火災報知器は、建築家の方に提案していただき非連動式に変更しました。

我が家はリビングが吹き抜けなので、音はよく響くと思ったので。

断熱材の変更

・屋根の断熱材を2枚から厚手1枚に変更

屋根の断熱材は、工務店の方が建築家の方に提案し、変更することになりました!

2枚の断熱材を施工するのは手間がかかるそう。

厚みのある断熱材1枚の方が工事の手間が少なくなり施工もしやすく費用も抑えられる!ということで、変更しました。

外構の見直し

・カーポートを土間コンクリートから砕石敷きに変更
・ポストを施主支給に変更

最後は、外構工事!!

最初は玄関前と駐車場を土間コンクリートにする予定でした。

駐車場部分を砕石敷きに変更するだけで、結構なコストダウンに!

外構は、父がDIYが得意なのでDIYしても良いし、後で工事を依頼しても良いなと考えています。

また、ポストも好きな物を選びたいと思っていたので、施主支給することにしました!

家を建てる時に外回りを全て完成させなくても良いな〜と感じ、外構を削りコストダウンしました!

我が家がこだわったところ

コストダウンで、かなり削ったり変更した我が家!
じゃあ家づくり、どこにこだわったのか?それはこの6つ!

我が家のこだわり

①不要と感じるものがない家
②本当に必要な造作家具に絞る
③無垢床や自然素材の壁紙にした
④扉は全て吊り戸
⑤リビングダイニングの床暖房
⑥キッチンはタカラスタンダード

ミニマルな暮らしを目指す私たち夫婦は、とにかく「不要」と感じるものがない家が理想!

例えば大きな掃き出し窓やカーテン、お風呂の収納や2階のトイレなどなど。

造作家具も、本当に必要で優先したいものはどれか考え、我が家は書斎のテーブルと洗面台だけは造作することに決定。

「私たちの本当に必要なものが詰まったマイホーム」を目指しました!


コストダウンの話し合いの中で、壁紙をビニールクロスにすることや床暖房の中止、キッチンのメーカーの見直しなども提案がありました。

でも、自然素材をなるべく使いたかったし、吹き抜けのリビングダイニングに床暖房は必要だと感じた!

キッチンにもこだわりがあったので、そこは変更しませんでした。

また、掃除がしやすいようにという点で、トイレとお風呂以外の扉は吊り戸にしたのもこだわりです。

家づくりで何が大切なのか、絶対譲れないポイントはどこなのか、しっかり家族で話し合っておくとコストダウンの打ち合わせでとても役に立ちます!

コストダウンは、建築家や工務店と協力しよう!

かなり長い記事でしたが…いかがでしたか?

我が家は約500万円ほど予算オーバーし「マイホーム、本当に建てられるの?!」と不安に思ったりしましたが、建築家の方、工務店の方からたくさんのアイデアを頂き、親からの応援もあり、最終的には工務店さんのサービスもあったりして、無事に予算内におさまりました!

また、全て詰め込むとこれだけ費用がかかるんだ!と知る1つの目安にもなりました。

建築家の方や工務店の方は、プロの目線から「私たちの満足度をあまり下げることなくコストダウンするポイント」を提案してくれます!

決まった予算に納めるために、どんな工夫ができるのか、どこをカットすべきか、どこを変更すべきか、色々と相談し、協力することが大切だと思います!

工務店の方からは、コストダウンに協力的でとても助かったと言っていただけました!
お互いに一番困るのは、「あれもこれも削れない、でも予算はない」という平行線になってしまうこと!

今回コストダウンの打ち合わせをしてみて、「予算は限られている!じゃあどう工夫しようか?」とお互い歩み寄って協力し、話し合いを重ね決めていくことで、信頼関係も築くことができると感じました。

これからマイホームを建ててくれる工務店や建築家の方と良い関係を築いた方が、今後も素敵な家づくりができると思うんです!

現在ウッドショックなど心配な点もありますが、工務店の方が契約時に建築資材の確保をして下さったおかげで、なんとか家づくりが進んでいます♪

建築家の方や工務店の方に感謝し協力しながら、今後も素敵な家づくりをしていきたいと思います。

この記事が、予算オーバーで困っている方や、コストダウンの参考になれば幸いです!

住まいと暮らし

はじめまして。
「フランス人は10着した服を持たない」という本に登場する「マダムシック」に憧れているマロです。
すっきり凛とした暮らしを目指し、日々ブログ更新中。
このブログが「自分らしく快適な暮らし」を見直すきっかけになったり、「今より暮らしがちょっと楽しく」なったら嬉しいです。

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